女性が演技をする理由

女は生まれながらにして女優

男性が女性とセックスをする時は、女性の反応も気になりますよね。

女性が性行為で演技をすることは広く知られていますし、感じているフリをしているんじゃないか、イク演技をしているんじゃないかと疑ってしまうことも多いと思います。

ただ、演じる理由について考えることで、芝居ではない性行為をできるようになる可能性は高まると思います。

人間同士のコミュニケーションにおいては、相手に合わせたり、建前を言ったり、相手が不快に感じない人を演じたりすることも時には必要になります。

もちろん、本音を言い合える関係の方が楽ですし、ストレスも少ないわけですが、日本では親しい関係においても、関係性の維持には本音と建前の使い分けが必須になります。

男女関係においても同じで、良好な状態を維持しようとするなら嘘や演技も時には必要です。

女性には周囲の人たちにあわせる傾向があり、同性の友人や知人と集まって行動することも多く、男性ではほとんどしないトイレに一緒に行くということもします。

このような行動は女性同士の協力が子育てで重要だった原始時代のなごりとも言われています。

もちろん、現代でも大事なことではあるのですが、男が狩りに行き、女性が子育てをする構図が当たり前だった時代では今以上に重要なことだったと思います。

日頃から良好な人間関係を構築しておかないと、周囲からの協力を得られなくなりますし、子供たちを守る上でも必須のスキルだったはずです。

また、かつては子孫を残すことが性行為における最優先課題だったはずなので、女性は男性にきちんと射精してもらうための行動をしていたのではないかと思います。

現代の性行為においては生殖だけが目的ではないのですが、子孫を残すという本来の目的を考えると、女性が演技をすることは自然なことなのかもしれません。

CanCam.jp（キャンキャン）が実施したアンケート調査では72%の女性が演技をすると答えています。

ただ、演じる理由は、相手が下手だから、疲れるから、早く終わらせたい等、人それぞれという状況になっています。

相手との人間関係を壊したくないという思いが根底にあるのかもしれませんが、単なる生殖行為だった時代とは違う目的での演技も増えているように感じます。

しかし、理由の中には状況に応じて演技をしているケースが多いので、環境、状況、信頼関係等を考えて行動することができれば、演技抜きの行為をできる可能性は十分あると思います。

性行為における男性のゴールは射精ということになりますが、女性の場合は自分のオーガズムをゴールと考えないこともあり、セックスをする際も相手が満足する様子を見ることがゴールになることもあります。

また、自慰行為においてもオーガズムを目的としない場合があり、程よい気持ち良さを得た段階で終わりにする女性もいます。